無情な雨 新米農民より

幼少の頃、春になると、どこからか八十八夜の歌が聞こえてきた。

しかし、私の「茶畑」は新幹線から見る車窓風景でしか無かった。

5月1日、加美製茶とNPO法人郷組(さとぐみ)が、共同開催する「新茶初摘み」の日である。

今年で3回目で、参加者は50名。もちろん、私も初体験である。

午前8:00、スタッフ集合。ご接待準備も完了して“さあ 今から”の時。

ポツリ、ポツリとささやかな雨、それも、数分間? ああ 無情な茶雨。

私は、何故?中止か分からないまま、 今週7日へと延期となった。

楽しみにされていた親子連れの数組。10数名は、予定の「加美製茶工場」見学。

6行程を見て、最後に「新茶」なりたてを味見。みんな、美味いとの感想であった。

私も、日本酒に合うなと思いながら解散となった。

伊豆新聞社から「新茶」同様な、フレッシュ女性記者が取材をした。